【TEPPEN】WCS2020 日本代表選手紹介

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■ 最初に

こんにちは、ViruSです。本日は12月27日に開催される TEPPEN WORLD CHAMPIONSHIP 2020に出場する日本代表選手を様々な視点から紹介させていただきます。本記事作成前に代表者21名全員にテンプレートフォームを記入していただいているので、そちらの回答をベースとし、ViruSの主観を織り交ぜながら露出度の低い選手に関しても深く掘り下げて紹介出来ればと考えています。

 

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また、10月の半ばに行った「あなたの考えるTOP10プレイヤーは?」というアンケートの結果も本記事に反映させます。アンケート結果の詳細はこちら👉https://www.surveymonkey.com/results/SM-QJ8WBLXP7

 

★ツアーポイント通過順→リージョン予選通過順の流れで紹介します💪

 

■ トーナメント表

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このトーナメント表を見ると、CブロックとDブロックが特に熱い試合が見られそうですね。クランで見るとSWAGは比較的バラけており、DBとXiVは身内マッチが多いですね。SWAGは散らばっている分ブロックを誰も抜けられない危険性を抱えており、XiVやDBはそのブロックを同クランメンバーが抜ける確率が高くなるとも考えられますが、あくまでも個人戦なのでなんともいえないところがありますね。

 

■ 日本代表選手紹介

1. アース

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自己最高pt: 2316pt / 種族あくび (RMディアブロス)

所属チーム: SWAGGERS 【SWAG】

得意デッキ: コントロール

好きなデッキ: テンプテーション

開始時期: アジアリリース直後 (昨年8月)

アピールポイント: ツアーポイント制度 1位通過 / AMB杯 1位

大会へ向けて一言: 「確実に優勝を狙っていきたい」

 

→ ランクマッチの成績は勿論のこと、国内外の個人主催大会でも数多くの好成績を残している真の強者です。2200pt到達者(通称TEPPEN GOD)は数多く存在するのですが、2300pt到達者は合計3人しかおらず、アースさんはその内の一人です。主に単色デッキを好んで使用しており、所謂Tier1デッキへの理解が誰よりも深く、精密機械のようにミスの少ないプレイヤーです。僕が行ったアンケート内でも1位としてのランクインが多く、総獲得票数も一位だったことから下馬評でも一番人気です。クラッシュオブクランの日本代表選手ということもあり、RTSの理解が深く、大局的に試合をみれることが強さの根源であり、Ranaさんとアースさんは1位称号を複数個持ってます。

 

2. ライア

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自己最高pt: 2300pt / 種族あくび (RMリリス)

所属チーム: XiV 【XiV】

得意デッキ: ミッドレンジ

好きなデッキ: 赤単真空波動拳

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: 構築力という短所を、負けず嫌いという長所で補ってきた

大会へ向けて一言: 「最高のパフォーマンスが出来るよう頑張ります!」

 

→ Ranaさん、アースさんに続いて3人目の2300到達プレイヤーであり、数少ない1位称号持ちのプレイヤーです。小さなアドバンテージを積み重ねて盤面の有利状況を築き上げるタイプのデッキを得意としており、特に赤単デッキの扱いにおいてはTOP3に入るほど長けていると考えています。本人は反射神経が悪くデッキ構築面においても優れてはいないと謙遜しているのですが、僕はライアさんのことを自分のデッキを所有しているプレイヤーだと考えていて、感覚的に扱えるまで努力する天才だと捉えています。

 

3. クラン

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自己最高pt: 2259pt / 種族あくび (RMディアブロス)

所属チーム: SWAGGERS 【SWAG】

得意デッキ: 全体的に使いこなせる

好きなデッキ: 「魂の帰還」採用のコントロール

開始時期: WCS2019視聴後 (TDA〜TFS)

アピールポイント: ランキング上位常連であること

大会へ向けて一言: 「優勝しか見てません」

 

「逃げない」を自身のモットーとするクランさん。昨年に行われたWCS2019で活躍するtarakoman選手の活躍を目の当たりにして、自分も上を目指そうと決めたそうです。世界大会後の環境で行われた個人主催大会を黒単棘飛ばしで3連覇し、その活躍を見て僕がSWAGに勧誘しました。当時は感覚で戦っているプレイヤーという印象が強かったのですが、チームに所属し研鑽を重ねる中で理論的にプレイを考えるようになったと思います。今では完全に実力面で抜かされており、SWAGのエース格として奮闘しているプレイヤーです。ツアーポイント集計後に念願の1位称号を獲得していました!

 

4. Gagetu

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自己最高pt: 2281pt / 赤黒天 (RMディアブロス)

所属チーム: XiV 【XiV】

得意デッキ: ミッドレンジ

好きなデッキ: 赤黒天 / 4Cモリガン

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: 1st Anv Cup 1位 / BeasTV杯 1位

大会へ向けて一言: 「頑張ります」

 

→ 理論的に構築を考え一挙手一投足を丁寧にプレイングするという一面もあるのですが、環境の変化に素早く対応しすぐにデッキを乗り換えて爆速でPTを盛る様子を、XiVとSWAGの合同サーバーで行われるライブ配信で何度も見てきたので上手い人というよりは強い人といった印象があるプレイヤーです。当時はまだ珍しかった赤黒天でブイブイいわせて最高PTを更新しましたが、それ以前にも目覚めあくび環境で2270近くまで盛っていたので、安定して強く、適応力の高いプレイヤーです。

 

5. カメさん

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自己最高pt: 2233pt / 赤緑強襲 (RMリリス)

所属チーム: NewRing 【NR】

得意デッキ: 混色アグロ

好きなデッキ: 逆鱗レウス

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: 誰よりもTEPPENをプレイしている

大会へ向けて一言: 「誰よりも楽しませて頂きます」

 

→ アンケートでは、「とんでもない試行回数を重ね、そこから得た経験で勝利を勝ち取る」と答えていました。実際に、TEPPENの総勝利数は彼が一位で、1ヶ月に2000勝以上もこなすほどTEPPENとリオレウスを愛しているプレイヤーです。得意とするデッキは主に混色のアグロデッキで、Tier1をメタりつつ回転率の早いデッキでツアーポイントを稼いでいました。継続的に上位を占めるということは決して簡単なことではないので、そこから実力が伺えるかと思います。

 

6. 🍏Rana🍏もこもこ

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自己最高pt: 2312pt / 種族あくび (RMディアブロス)

所属チーム: Don't Brick 【DB】

得意デッキ: 広く見れるデッキ

好きなデッキ: 特になし

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: 使用率の低いカードを大会で上手く刺せる

大会へ向けて一言: 「勝たせてもろていただきます」

 

→ ちょもすさんに続き世界で2番目に2200に到達し、世界で初めて2300を踏破したプレイヤーです。その実力は折り紙付きで、ランクマッチは勿論、ニューイヤーカップやリージョン予選等のイベントカップでも1位を獲得しています。得意とするデッキは「広く見れるデッキ」で、特に緑単の扱いが頭一つ抜けている印象があります。理論的に考えて行動選択をするというよりは、感覚的に敵を薙ぎ倒していくイメージがあります。

 

7. tarakoman

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自己最高pt: 2243pt / 魔力帰還シャドブレ (RMモリガン)

所属チーム: SWAGGERS 【SWAG】

得意デッキ: 緑単 / 紫単

好きなデッキ: 目覚めあくび(TFS) / 魔力帰還シャドブレ

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: BO3におけるデッキ選択が得意

大会へ向けて一言: 「最高の舞台で最高のプレイングを見せたいです!」

 

「TEPPENの王子様」ことtarakoman選手はデッキの構築能力がずば抜けて高いです。Tier1の扱いは勿論優れているのですが、そういったデッキをどうやって対策するか、相手をいかに出し抜くかを考える際に彼の真価が発揮されると考えています。例えば、WCS2019ではミラーマッチを避け抗体ジルや気功掌春麗等の予測が難しいデッキを活かしていましたし、HBM環境では「火炎の防壁海賊団」を流行らせたり、赤単大神に勝てる抗体ジルを開発したり、と彼発祥の環境デッキが気付いていないうちに溢れていたりします。カードゲームに対する理解が他より高いこともあり、BO3の大会を得意とし、デッキ選択の読み合いも加味される大会で強いプレイヤーです。

 

8. Taiga

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自己最高pt: 2230pt / 瞬獄殺 (RMディアブロス)

所属チーム: Don't Brick 【DB】

得意デッキ: 各環境のTier1デッキ

好きなデッキ: 赤単

開始時期: アジアリリースから一ヶ月後

アピールポイント: 強者との対戦でこそ実力を発揮出来る

大会へ向けて一言: 「目指すは栄冠。優勝あるのみ!」

 

→ 彼は一から自分でデッキを構築するというよりは、既存の環境デッキに一手間加えてオリジナリティを出すのが得意なプレイヤーという印象があります。落鳳破環境では採用率の低いレジェンドダンテやDを採用しミラーを意識した形に変えていたり、瞬獄殺では演説を加えてデッキ掘削スピードを上げるといった形をかなり早い段階で使用していました。高い平均値で幅広くデッキを扱えるオールラウンダータイプであり、デッキのチューニング(調整)を得意とします。

 

9. 木霊

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自己最高pt: 2206pt / 種族あくび春麗 (RMディアブロス)

所属チーム: XiV 【XiV】

得意デッキ: コントロールとミッドレンジの中間

好きなデッキ: 目覚めあくび(TFS) / 黒緑天(HBM)

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: TEPPEN TOKYO杯 優勝(10万円大会)

大会へ向けて一言: 「吐血しない程度に頑張ります」

 

→ WCS2020に出場している選手の中でもトップレベルの理論派プレイヤー(隠密のアベレージヒッター)です。彼はツアーポイント制度開始時期と後半でかなりの順位差があるのですが、その理由が端末の変更にあります。端末を変えて、アプリ落ちが極端に少なくなった為、本来の実力を発揮できるようになりました。マッチアップ毎の立ち回り管理や、その試合中に相手が使用したカード(例えば電刃戦でのバーンの枚数等)をエクセルシートを活用し計上していたほどに、ガチガチの理論派です。本人はそのようなアプローチを、「自分の平凡なプレイを埋め合わせるため」と答えているのですが、プレイングの正確さと丁寧さにおいてはトップレベルで、個人的に尊敬しているプレイヤーの一人です。

 

10. 戦人

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自己最高pt: 2206pt / 落鳳破 (RMリリス)

所属チーム: SWAGGERS 【SWAG】

得意デッキ: 紫単コントロール

好きなデッキ: 落鳳破(ナーフ前)

開始時期: アジアリリースから2週間後

アピールポイント: 紫単コントロール全1

大会へ向けて一言: 「負けても悔いがないように全力でいきます」

 

→ 紫といえばこの人という認識がクラン外でも共通化されてくるほどに紫単コントロールの扱いに長けているプレイヤーです。紫しか使えないというわけでもなく、勝てない環境ではあくび春麗に乗り換えて結果を残していました。今ではほとんど使われなくなってしまったのですが、僕は落鳳破よりもシャドウブレイドを使用していた頃の彼が一番恐ろしかったです。クラン外でも交流が広くオフイベントの開催にも積極的で外交力が高いことから、自分よりもクランリーダーに適しているだろうと考えSWAGを率いてもらうことにしました。

 

11. うしscarlet495

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自己最高pt: 2196pt / 黒単棘とばし (RMウェスカー)

所属チーム: SWAGGERS 【SWAG】

得意デッキ: 混色アグロ / 紫単コントロール

好きなデッキ: 黒単棘とばし

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: 勝ち筋を瞬時に見極める判断力と対応力

大会へ向けて一言: 「優勝するために全力で準備してきます」

 

ゴリゴリの感覚派プレイヤーで、木霊さんと対極の存在。「なんか適当にやってたら勝ったわ(笑)」としれっとランキング上位にいたりします。実際にマッチングした感想は〝野生〟といった印象が強かったです。反射神経が異様に鋭い上に、勝筋を常に見据えてプレイングをしているプレイヤー。黒緑棘飛ばしの扱いにおいて、彼の右に出るものはいないと思います。しかし、最近はTEPPENそっちのけでVALORANTをもっぱらプレイしているので実力が衰えていないか心配です。

 

12. 零

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自己最高pt: 2178pt / 目覚めあくび (RMウェスカー)

所属チーム: SWAGGERS 【SWAG】

得意デッキ: コントロール

好きなデッキ: あくび春麗 / 落鳳破

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: 飲み込みが人一倍早い

大会へ向けて一言: 「記憶に残るような試合を提供したい」

 

→ ケアをする時はしっかりと裏目をケアするが、細い勝筋を見極めて割り切るべきところは割り切るプレイングを意識しているとアンケートでは答えていました。配信など他人の目がある場所ではプレイングが若干大雑把になるクセがあるので、世界大会の場で過度に緊張してしまわないか心配です。ただ、環境適応能力が高く、成長リュウと3.5モリが主流の環境において、早い段階から「あくび春麗に目をつけており結果を出したことから開拓スキルはかなりのものだと考えられます。

 

13. いろはに

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自己最高pt: 2205pt / 人間軸赤緑大楯 (RMリリス)

所属チーム: XiV 【XiV】

得意デッキ: 特になし

好きなデッキ: 安定性が高く、癖の強いデッキ

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: ツアポ期間内順位の安定感(ave.21位)

大会へ向けて一言: 「怪物退治の応援、是非よろしくお願い致します」

 

→ 個人的に、TEPPENで一番デッキ構築能力が高いプレイヤーは、いろはにさんだと考えています。ツアーポイント集計期間では突出した順位は得ていないものの、ツアーポイント圏内にとどまるブレ幅の少なさも魅力の一つでしょう。他のプレイヤーと一味違う点を挙げると、彼のデッキ構築は「ガンメタ」から入り、絶対に負けたくないマッチへの勝率を100%にした上で、そこからランクマ用や大会用へと分岐させていきます。これによって、自作のデッキは流通しているデッキと大きく異なり、読み辛さと癖の強さが加わります。そういった過程を経て、いろはにのデッキが完成します。この様に0から1を作れるプレイヤーは非常に稀有で、大会において真価を発揮する傾向がある為、本大会でかなり注目しているプレイヤーの一人です。

 

14. 睦月

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自己最高pt: 2213pt / 人間軸赤単波動拳 (RMネロ)

所属チーム: Don't Brick 【DB】

得意デッキ: 好きなデッキを得意デッキに昇華させる為、特になし

愛してるデッキ: 赤単真空リュウ

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: RMネルギガンテ 1位 / AMB杯 同率3位

大会へ向けて一言: 「勝つ」

 

→ 真空波動拳といえば...で必ず名前が挙がるプレイヤー。好きなデッキを研究し、直向きに練度を上げていく姿にリスペクトを抱くプレイヤーも少なくない。実際に、電刃練気や落鳳破、混色天が多かった環境で真空愛を貫き通し1位をtarakomanから勝ち得ており、その実力は折り紙付き。不定期で行われるyoutubeライブを視聴したことがある方なら分かるかと思いますが、一手一手にきちんと理由づけをして、プレイングが全くといっていいほどブレない。そういったミスの少なさと練度の高さで勝ち上がっていく強プレイヤーです。また、真空波動拳だけでなく、あくび春麗やテンプテーションといったデッキでも結果を残す器用さも兼ね備えています。

15. Hayakeo♡jp

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自己最高pt: 2270pt / 目覚めあくび (RMダンテ)

所属チーム: Don't Brick 【DB】

得意デッキ: ユニット主体の盤面デッキ

好きなデッキ: 混色天

開始時期: アジアリリースから1週間後

アピールポイント: RMリュウ一位 / WCS2019出場 など本番に強い

大会へ向けて一言: 「目指すは優勝、去年の雪辱を晴らす」

 

センスで勝ち上がってきたプレイヤーで、僕の中ではうしscarlet495と同じ部類。世界大会出場という点において、ツアーポイントの順位で優劣がつくわけではない為、負担がかからない範囲で圏内キープを狙っていたそうです。それ故に、ここ最近では目立った活躍の場がなかった為「世界大会では輝きたい」と仰っていました。WCS2019に日本代表選手の一人として出場しており、TGScup優勝ランクマッチでの一位獲得と輝かしい実績もあるプレイヤーで、場慣れしていることも彼の揺るぎない強さの一つだと考えられます。

16. ナリカワ

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自己最高pt: 2200pt / 目覚めあくび (RMダンテ)

所属チーム: 無所属 (7月にDB→無所属)

得意デッキ: 特になし 

好きなデッキ: 抗体の活性化

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: RMリオレウス 5位 / BeasTV杯 2位

大会へ向けて一言: 「準備中、必ず間に合わせる」

 

→ TEPPEN界隈の「兄貴」もといパンダ🐼。アンケート内でナリカワさんは、「どのゲームで功績を残してもセンス勢、今まで培ってきた様々な経験を活かして勝ってきたと思われて生きてきたけど、特定のタイトルで強くなる上で重要なのはやり込み時間であり、自分にはそれが欠けている」と仰っていました。ただ、TEPPENはYoutubeを通して触れる機会が多く、プレイヤー人生の糧になっているそうです。TEPPEN界隈では知らない人がいないほどの知名度を誇っており、僕もTEPPENを始めたたての頃はよく動画を拝見し、構築を参考にしていました。自分が真空リュウを使うきっかけになったのもナリカワさんです。公式インタビューで答えていた「自分はエンターテイナーになりたいが、向いているのは競技者だ」という言葉に嘘偽りはなく、しっかりとした実力を兼ね備えている数少ない配信者だと感じます。コンセプトデッキを配信内でよく触っており、TEPPENに対する深い理解を活かしたイレギュラー耐性の高さが強みの一つだと捉えています。

 

17. あご

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自己最高pt: 2223pt / 種族あくび (RMリリス)

所属チーム: XiV 【XiV】

得意デッキ: ミッドレンジ

好きなデッキ: 落鳳破

開始時期: アジアリリース後

アピールポイント: RMネロ5位 / 何度負けても諦めない精神力

大会へ向けて一言: 「優勝目指して頑張ります」

 

→ 元々はカメさんと同じNRに所属していたプレイヤーなのですが、世界大会を本気で見据えてプレイしたいということでXiVに移籍しました。彼の強みは「精神力」だと考えています。というのも、目標PT間近で敗北しても、萎えることなくそのPTまでしっかりあげ切る姿をXiVとの合同サーバーの通話を通して見てきたからです。負けるたびに大声で発狂していました。ツアーポイント集計期間最終月の時間ギリギリで目標順位まで駆け上がり、見事世界大会出場を確定させ、乗りに乗っているプレイヤーです。

 

18. メリンダグロス

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自己最高pt: 2188pt / 落鳳破 (RMネロ)

所属チーム: XiV 【XiV】

得意デッキ: コントロール

好きなデッキ: 赤緑大楯 / 赤黒天 / タマミツネ採用型落鳳破

開始時期: RMリュウ後期

アピールポイント: デッキの深い理解度 / 裏目の細心のケア

大会へ向けて一言: 「勝ちます」

 

すべりこみダンシングティーチャー(笑) ふざけた二つ名からは想像できないほどの努力家で、総試合数がカメさんに続いて2位です。元々はThat Clanというクランに所属していたのですが、世界大会に向け本気で取り組むためにXiVに移籍しました。色々なことをクランメンバーから吸収し、快進撃の末ギリギリ漏れてはいたのですが、辞退者が出た為ギリギリ滑り込むことができました。一番印象にあるデッキは落鳳破なのですがアグロも上手いので、色々なデッキを扱える万能型だと思っています。

 

19. ぱなっぷ

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自己最高pt: 2224pt / 人間軸赤緑大楯 (RMリリス)

所属チーム: XiV 【XiV】

得意デッキ: ミッドレンジ / コントロール

好きなデッキ: 魔力帰還シャドブレ

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: WCS2019日本代表予選出場 / リージョン予選2位

大会へ向けて一言: 「前回のRAGEの悔しさを糧に、今回は結果を残したい」

 

→ XiVの、いやTEPPEN界隈のドン。XiV内からは「クラン内で1番の実力者」と謳われています。昨年に行われたWCS2019日本人代表予選ではGagetsuさんとの死闘を制したものの、3位決定戦でHayakeoさんに負けてしまい惜しくも世界大会出場権を逃しました。そんな彼に今回リベンジのチャンスがやってきました。WCS2020の初戦相手はなんとHayakeoさん。果たして去年の雪辱を晴らすことはできるのでしょうか?ブロック予選で個人的に一番注目しているマッチなので、放送が待ち遠しいです。

 

20. ちー

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自己最高pt: 2225pt / 赤単成長大神 (RMルシア)

所属チーム: SWAGGERS 【SWAG】

得意デッキ: 単色ミッドレンジ

好きなデッキ: 赤単成長大神 / 魔力帰還シャドブレ

開始時期: アジアリリースから一ヶ月後

アピールポイント: AMB杯 同率3位 / TEPPEN TOKYO杯 優勝

大会へ向けて一言: 「新デッキを開拓し、驚かせたいです

 

→ 僕の中の赤単使い三人衆がライア、睦月、ちーの3名なんですよね。その中で一番構築能力と理論プレイに長けているのが、ちーさんだと考えています。赤単大神の構築に環境初期から積極的に取り組んでおり、クラン内で一番大神の扱いが上手いです。大局的なプレイングというよりは、その場その場のリスクリターン計算が上手で、それを積み重ねて勝利を勝ち取るといった印象を持っています。本大会では変に使い慣れていないデッキを持ち込むよりは信頼できるデッキを持ち込みたいとのことで、赤2枠編成で挑んでいます。この持ち込みが功を奏すのか見所ですね!

21. はいすた

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自己最高pt: 2221pt / 赤緑大神 (RMルシア)

所属チーム: Don't Brick 【DB】

得意デッキ: アグロ

好きなデッキ: テンプテーション / 魔力帰還シャドブレ / 赤緑防壁

開始時期: アジアリリース直後

アピールポイント: TEPPEN TOKYO杯 優勝

大会へ向けて一言: 「出るからには優勝目指します」

 

→ アンケート内で「自身は細かなアドバンテージを積み重ねるわけではなく、押し付けを得意とするプレイヤーである」と仰っていました。確かに、過去に使用されていたデッキを考えてみるとテンプテーションやアグロデッキが多く、緑単や赤単などの地上戦デッキはほとんど使用されていなかったと思います。過去最高PTは赤緑人間大神なので一応地上戦デッキではいるのですが、捌き切るのが難しい盤面を構築するという点においては変わらないので、そういったデッキが本当に得意なんだなと感じます。WCSの初戦なのですが、よく一緒に調整していたtaigaさんが対戦相手ということでかなり熱い試合がみれるのではないかと期待しています。

 

■全体のまとめ

皆さんいかがだったでしょうか?WCS2020に出場する日本人選手のこと深く知れましたかね?地獄のツアーポイント期間を乗り切った強プレイヤーや、黒紫アグロが大量出現していたリージョン予選で勝ち抜いた強プレイヤー同士のプライドの戦い、早く観たいですね!この記事は10月末から作成に取り掛かっていたのですが、お得意の先延ばし癖でなんと2ヶ月もかかってしまいました(笑) 可能であれば出場選手がブロック予選に出場する前にリリースしたかったのですが大学のレポート期限と被ってしまいできませんでした。次回からはもっと計画的に進めなければいけないと反省してます。

 

各ブロックから誰が抜けるのか、また最終的な優勝者は誰になるのか、27日の放送が本当に待ち遠しいですね!

それでは皆さん、楽しいTEPPENライフを。おおきに。

 

*使用画像引用元サイト

TEPPEN WCS2020特設サイト

https://esports.teppenthegame.com/jp/championship/2020/

 

*ナリカワさんのyoutubeチャンネル

https://youtube.com/c/NarikawaGames

 

*睦月さんのyoutubeチャンネル

https://youtube.com/channel/UCqz3ZIx_SjULZmZjsqCaZBg