【TEPPEN】ランクマッチの歴史 CORE編

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初めに

こんにちは、ViruSです。本日はいつものようなガチ考察記事ではなく、気分転換にTEPPENの軌跡を振り返ってみようと思います。元々この企画はSWAGに所属していた「おしめ」という方がnoteにて執筆していた内容になるのですが、本人がTEPPENを辞めてしまったことで連載が途切れてしまいました。途切れさせるにはあまりにも惜しいと思ったので自分で書いてみることにしました。

 

 

ランクマッチ〝始まりの時〟

 

TEPPENは7月4日に北米と欧州に向けて、プレリリースという形で配信が開始されました。そしてその時期に開催された記念すべき第1シーズンのランクマッチが〝始まりの時〟です。名前が中二病っぽくて素敵ですね。

 

赤 リオレウス /   リュウ

緑 春麗 /   エックス

紫 モリガン /   ダンテ

黒 ウェスカー /   ネルギガンテ

 

各色2ヒーローずつ、合計8種のヒーローでカードプールはCORE + ベーシックという、今と比べると自由度の低い環境でした。そしてこの時期を語る上で一番外せないのが、棘飛ばしの与ダメージに上限が設けられていなかったこと。今ではどれだけ犠牲ダメージを重ねようとも上限が設定されているため12点までしか振り分けることが出来ませんが、この時期では総犠牲数=与ダメ数でした😅

 

そしてこの時期の最強デッキは棘飛ばしネルギガンテです。当然の結果ですね。強力な犠牲ユニットとMPブーストユニットを並べてバフを付与し、高いMP効率でアーツの回転率を上げて盤面で押し勝つデッキでした。

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うろ覚えですが確かこんな感じのリストだったと思います。この時期はとにかく「アイリス」春麗「広がりゆく感染」が強かった。また、全体的にユニットをバフする形が多かったので武装解除よりも「緊急回避」の方が採用率が高かったと思います。僕はこの時期はまだやっていないので、人から聞いた話なんですけどね。

 

そんなこんなで記念すべき1シーズン目の1位が2096ptでWaterさんでした。使用デッキは棘飛ばし

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上がランキング一覧ですが、プレリリースということもあり日本人の数がめちゃくちゃ少ないですね。有名な海外プレイヤーもチラホラいます。僕が最も尊敬している赤単真空使いのXcedeもこの時期からやってるんですね。

 

ランクマッチ〝リュウ

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〝始まりの時〟ではプレリリースとして外国向けに配信されていたTEPPENですが、8月8日からランクマッチ〝リュウの開催にあたって遂に日本を含めたアジアでの正式的にリリースされることになりました。日本でリリースが決定し、数多くの有名配信者がTEPPENの広報活動を行なっていました。有名どころを挙げると、「アポロ」「むじょっくすTV」「よしなま」あたりですかね。彼らの広報活動の影響や、賞金総額5000万円という新規タイトルではあり得ないほど豪華なイベントを目当てとした所謂「カードゲームが上手い人達」が多く参入してきたこともあり、TEPPENが非常に賑わっていた時期でもあります。

 

【TEPPEN】リセマラで狙うべきはデッキの軸となるコイツだ!初心者必見の解説とガチャ50連! - YouTube

 

↑この動画をきっかけに僕はTEPPENを始めることになりました↑

 

そしてこのタイミングで初期ランクマッチで暴れた棘飛ばしに上限が設けられ、立ち位置もあまり良くないものになりました。では一体どんなデッキがランクマッチ〝リュウからは活躍したのでしょうか?

 

それは逆鱗レウスです。リストはあまり覚えてませんがこんな感じです。

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この時期の逆鱗レウスはバフ上限値が設けられておらず、APも17と非常に軽いものでした。また、「猪突猛進」は1コストだったので回答がなければ逆鱗→猪突でゲームオーバーでした。黒冠×鏖魔のコンボなんて可愛いもんですよね。

 

この時期は先ほども述べた通り数多くのカードゲーマーがTEPPENに集っていたことや、全体的にTEPPENに対しての理解が低かったこともあり、デッキの種類が豊富でリストも人それぞれ違っていました。

 

[選別ウェスカー]

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[ダクネモリガン]

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[真空リュウ

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[リベンジリュウ

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[リベンジモリガン

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[ウロボロスウェスカー]

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環境に出回っていたデッキは大体こんな感じでした。いかんせんリベンジが強かったんですよね。今と違ってリベンジ後のコストが切り下げられるので5/2ゾンビが1コストでした。その為、ゾンビ+アーカム+ケルベロスのリベンジ軍団は黒が入るデッキなら例外なく積まれてた印象です。

 

選別は逆鱗レウスに対して一応有利は取れてるのですが、リベンジモリガンが理論上は広く戦えていたデッキだと思います。シャドウブレイドの回復が4点で、空戦に対しては6点入ったので逆鱗にも戦えていましたし、リベンジミラーでも耐久してライフ勝ちとかザラでした。

 

ちなみに僕が使用していたのはダクネモリガンで逆鱗にはほぼ勝ててましたがリュウに対してはキツい戦いを強いられるのでケツが大きいユニットを壁として展開してからいぶきレイレイに空戦をつけて一気に勝ち取ることを意識していました。

 

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こいつ元々攻撃力も上がったんですよね。いぶきに空戦つけて4回程度殴ったら勝ち!なんて試合もたくさんありました。今思えばCOREはかなりジャンケン要素が強くて、即死コンボも多くて、現環境よりよっぽどクソ環境なのかなと思います。それでも僕はこの頃のTEPPENを愛していますし、時を遡ってやりたいと思えるほどに没頭していた時期でもあります。僕の最高順位は300位でした。ちょうどランクマッチ期間の中頃に始めたので環境の最後まで右も左も分からないままシーズンが終わっちゃいました。

 

ちなみにこの時期は混色デッキに入れれないはずの高コストカード1枚のみをデッキに差し込み、登録ができていないはずのデッキでランクマッチに潜ることで意図的にマッチング不良を起こすことが出来ました。マッチした相手はアプリを落とすか、15分くらい待って両者敗北を選ぶか、不正者が諦めてくれるのを祈るかしかありませんでした。これに関してはマジでカスですね。後に不正者はボードから除外されましたが、被害者は相当な数いたと思われます。

 

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これがランクマッチ〝リュウの最終結果です。1位はHayakeoさん。使用デッキは逆鱗レウスでした。

 

最後に

ランクマッチの歴史 CORE編 いかがだったでしょうか。ノスタルジーに浸れました?気が向いた時に不定期でDON以降も書くつもりです。

DONでは世界初の2100そして2200到達者が現れました。今の実力でレギュレーションをCOREとベーシックに絞って大会開いても面白そうですね。今の環境が面白くないのなら、自分たちで楽しむ努力も必要なのかなと思っています。それではまた👋